広大な裏山は毎日違う自然を見せてくれます

 住吉や本原から10分、女の都インターから5分、園舎の裏には都市部にはない自然環境があります。聞こえるのは子どもの声と鳥のさえずり。山並みや大村湾も見渡せます。

 園の畑だけでなく、散歩しながら沢山の発見があります。野イチゴ、ツワ、れんげ、どんぐり、バッタ、ちょう、とんぼ、かえる等、毎日のように散歩に出かけても飽きることがありません。

 

 四季折々の地域の方にも支えられ、川平まで抜けて女の都に帰ってくることもあります。草刈りなど維持することは大変ですが、車が来ないので思う存分想像を膨らませて遊ぶことができます。

自分で考え、自分で行動する子どもに育って欲しいという願いから、今日の天気を見ながら何して遊ぶか子どもたちと話して活動が始まります。意見がぶつかることもありますが、毎日積み重ねる中で、譲ることや交代交代ですること、みんなが納得する全く違うアイデアを思いつく事など、子どもたちの考える力は大人の想像以上です。小さい子たちもおもちゃで遊ばされる日々ではなく、自分で関わったり、興味を持つと変化する豊かな自然(人、水、砂、土、季節、虫、動植物など)で遊びます。

また、五感が育つこの時期には、45分の授業で粘土で感覚遊びをするようなイメージではなく、当園直後から降園までのすべての生活の中で全ての感覚を使って全身で関わり、遊び、食べ、働き、寝ることが大切です。豊かな日常生活や遊びが豊かな成長を促してくれます。